こんにちは、ことねこです。
気付けば前回の更新から約1か月経ってしまいましたね。
いろいろと考えたいことがありそちらに集中して過ごしておりました。
仕事も通常通りになったのでのんびりな更新ペースになると思いますが、また書いていこうと思います!
早速ですが本日ご紹介させていただく作品は、
マツモトトモさんの『インヘルノ』です。
インヘルノ/マツモトトモ
あらすじ
両親が離婚し弟と離れ離れになった家入更(イエイリサラ)は、4年後両親の復縁を機に再び弟の轟(ゴウ)と暮らしはじめることに。
再会した弟は、可愛かった昔の弟ではなく男の色気を放つようになっていて——。
血のつながった実の姉弟の禁断の恋がはじまる。
作品情報
『インヘルノ』は、白泉社の「AneLaLa」で2013年から2018年頃まで連載していた作品です。
作者は、マツモトトモさん。
代表作である『キス』も本ブログで紹介していますので、よろしければそちらの記事もご一読ください。
作品の見どころ
マツモトトモさんの作品に共通する映画のワンシーンを思わせるような表現が遺憾なく発揮されています。
高校生という若さでなんて大人な恋愛を…という気持ちもありつつ、そんな思いを吹き飛ばすくらいドラマティックに描かれていて一気に心を奪われます。
実の姉弟という結ばれることが許されない関係性が、どのように紡がれていくのか目が離せない作品です。
感想 ネタバレあり
マツモトトモさんの作品はすべて読んでいてどれも好きなのですが、『インヘルノ』は自分の中で『キス』と同じくらいのインパクトを感じた作品でした。
よくある展開だと、本当は姉弟じゃなかったとか、本当の姉弟だから最終的には結ばれずに悲恋として描かれるとかじゃないですか?
違うんですよ、『インヘルノ』は。
タイトルが物語っているとおり、二人は結ばれることを選び突き進むわけです。
世間からは許されない、知られてはいけない、誰も祝福しない、誰がみても間違っていると思われる、そういう地獄をともに生きることを選びます。
でも、正しくない二人の間には正しくなくても確かに愛があって、誰が何と言おうと心の中は喜びや幸せを感じているんだと思います。
正しくあることだけが幸せとは限らないのかな、恋愛は奥が深いですね。
人知れずこんな恋愛もあったりするのかもしれない、と思いを馳せた作品でした。
おわりに
本日は、『インヘルノ』をご紹介させていただきました。
恋愛モノを読むと恋愛したいスイッチが入ってしまって、好きな人がいるわけでもないのにソワソワしてしまうのは私だけでしょうか?(みんなそうだよね…?)
この作品が気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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